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ひろしとのこと12 帰宅

2019.03.25 (Mon)


玄関のドアを開けると、
毎日モップを掛けているリビングに続くフローリングの一部が、
幾らか曇っているように感じました。
自分の家に帰り着いた瞬間、
ここに住んでいる、当たり前の人妻の顔に戻っていたんでしょうね。

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小さな茶色のトラベルバッグを、リビングのソファーに下ろし、
シャワーを使うために、バスルームに向かいました。

彼に、言われるがままに、身体を開いた自分の身体に、
熱いほどのお湯をあて、
あきらめたようにひとつ、小さな息を、吐いたのです。

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何も身に着けない濡れた身体に、日頃より、随分と丁寧に、バスタオルを使いました。
それは、彼に抱きしめられ、首筋に濡れた舌先を、幾度も感じていた時間、
意識が薄らいだ、その思い出せない時に、
もしかしたら私の白い肌に、彼のくちびるの跡、
くっきりと、付けられているかもしれなかったからです。

長い黒髪、細い首筋、なだらかな肩口と、そして、豊かな乳房、
そんな鏡に映る自分の裸の姿を眺めながら、
この身体を、あれほど愛してくれた彼との時間、
ぼんやりと思い出そうとしていたのでしょうか。

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昨日のお昼過ぎに、
初めて、私の身体の奥に、自分の精液、そのまま注ぎ込んだ後も、
私の身体、なかなか放してはくれなかったし、
夜、私を泣かせ続けた長い営みの終焉の時にも、
そして、今朝、薄いレースのカーテンから差し込む、淡い朝日に包まれながら、
二人の、裸の身体、絡ませ合い、繋ぎ合った時にも、
その度、熱く、驚くほどたくさんの精液、しっかりと注がれてしまったんです。

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それはもう、取り返しのつかない時間でした。
その時のことを思う今、
何の妨げるもののないままに、自分の身体の一番奥に注がれた、
彼の洗い流せないもの、
だんだんと、身体の中に、染み込み始めているような、
そんな心持を感じて、胸に手を当てた私、
そっと、目を閉じてしまっていたのでした。

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ひろしとのこと11 精液

2019.03.18 (Mon)


なぜ、彼に、ここまで惹かれてしまったのでしょうか。
端正な顔立ちと、社会的にも満たされた生活、
でも、それだけで、私がここまで振り返るとは、思えなかったのでした。
なぜなら、そんな男の人は、これまで、私の前に、何人も現れていたからです。

ただ、私がこれまで、お付き合いをさせていただいた男の人と違うのは、
いかにも、彼自身が、自分勝手だったところでした。

今まで、私とお付き合いのあった男の人たちは、
皆、どうかすると、自分のことよりも先に、私のことを気遣ってくれていました。

確かに、目的は、私の身体と繋がることだったことは、違いないんだろうけど、
そこまでの時間では、食事や、泊まるお部屋、そして、言葉遣いまでも、、
私のために、こころを砕いてくれていたと思えるのです。

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それが、彼には、幾らも感じることは、ありませんでした。
むしろ、困るような表情を見せる私を、楽しんで見ているようにも思えたし、
それは営みにさえ、感じられたんです。

自分のもの、私のお口に入れる時も、息が詰まるほど抱き締める時も、
必要がないと思えるほど、乱暴だと思えることが多かったんです。
そんな彼に、こうまで惹かれてしまったのは、どうしてなんでしょうか。
彼みたいな人、私の周りにいなかったからだけなんでしょうか。

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バスタオルも巻かせてくれなかった私の裸の身体を、
放るように、乱暴にベッドに倒すと、
私の足首を持った両手を広げ、太ももを開きました。

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「一度、出すぞ」

嫌らしい眼差しで見下ろしながら、そう言うと、
自分の男の人のもの、片手で摩りながら、逞しい腰を押し付けてきたんです。

もう、初めてではなかった彼の男の人のものが、
まだ、潤いの足りないとも思えた秘唇を、きしませるように押し開くと、
それだけで、私、細い声を叫びながら、胸を仰け反らせ、
たわわな乳房を揺らしてしまっていたんです。

「堪らないね、締りが」

私の中を楽しむ彼に突かれながら、あっという間に、朦朧とさせられ、
恥ずかしい声をあげながら、彼の広い背中に両手を回すと、
手繰り寄せように、抱き締めていました。

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数か月の間に、何度か、彼に抱かれているうちに、
もう、お互いの身体、馴染み始めていたのでしょうか、
幾らもしないうちに、私、悦びに昇り詰めることを告げると、
それに合わせるようにして、彼の息も乱れ始め、
それまで以上に、深く、奥にまで、突き入れ始めたのです。

「ほらっ、今」

そう言われて、一瞬、身体を硬くしたようにも思えましたが、
それ以上に、彼のものを搾り取るように締まり始めた自分の肉壁、感じていたんです。

夫のこと、ほんの僅かも、こころに浮かべることはありませんでした。
今はただ、彼の白い精液、自分の身体の一番奥に、
残すことなく出してもらいたかったのでしょうね。

曇った彼の声が、聞こえると、息の詰まるほど、抱き締められ、
とうとう、その時が訪れたこと、知らされました。
どくどくって、身体の奥に突き入れられた彼のものが、
太くなり、脈打ちだしたのがはっきりとわかりました。

そして、お腹の中が、温かくなったことを感じた時、
私、その温かさに誘われるように、声にならない声を叫びながら、
目のくらむような悦びの頂に、昇り詰めていったのです。

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12:27  |  ひろしとのこと  |  Trackback(0)  |  Comment(8)

ひろしとのこと10 モーターホテル

2019.03.11 (Mon)


「いつ、だったら、いいんだ」
「えっ、何が」
「生で出せるの、いつだったら」
「嫌、そんなこと」
「欲しいんだろう、俺の」

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約束もないままに、突然、自宅にやってきた彼と、
動物たちのように、身体を繋げ合い、抱かれ続けられ、
私の身体の奥に、そのまま、注ぐことを諦めてもらうために、
自分から、彼の男の人のものにむしゃぶりついて、
お口に出してもらったあの日の午後。

けれど、その後のまどろみの時、
乳房を揉まれながら、そう、言われたのでした。

女性の身体の奥に、自分の男の人のしるしである、濃い精液を注ぎたい。
それは、男の人にとって、大切なお勤めだし、当たり前のことなのでしょうけど、
彼の妻ではない私には、もちろん、許せることではないんです。

これまで、夫以外の男の人と、身体を繋げ合ったこと、幾たびもあります。
それは、このブログを読んでいただいている皆さんは、よく、ご存じの通りです。
お腹の上、乳房や乳首に、その温かな液、振り撒かれたこともあるし、
怒っているような熱い男の人のものに、
私がお口に含んだスキンを被せたことも、少なくありません。

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夫と結婚して、とにかく、早く彼との赤ちゃんが欲しかった私、
流石に、夫が困るほど、毎日おねだりして、そして、沢山、注いでもらい、
夫婦で計画した通りに、子どもたちにも恵まれたんです。

けれど、その後、夫ではない男の人の精液、何度も、迎えてしまいました。
周期的に、安全ではない時もありました。
今思うと、間違いなく、授かってしまうタイミングだったことをもあったけど、
幸い、お医者様に、相談することや、悲しい思いもせずにすんでいるんです。

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「いつ、だったら、いいんだ」
「えっ、何が」
「生で出せるの、いつだったら」
「嫌、そんなこと」
「欲しいんだろう、俺の」

そう言われて、人妻であるはずの私、
さっき、お口の中にはじき出され、蒸せながらも、懸命に飲み込んだ彼の精液、
身体の奥に注がれることを想うと、虚ろになってしまいったのでしょうか、
彼が、心置きなく、私の中に、注ぎ入れることができる周期、
教えてしまっていたのでした。
それも、その時夫が、北海道への出張で、暫くいないことまで。
彼との、激しい営みに翻弄され、どうかしていたんでしょうね。

「泊まりでいいだろう」
「駄目よ、そんなこと」
「気絶するまで可愛がって、たっぷり、出してやるよ」
「嫌よ、怖いわ」

そう言った私、滑り落ちたブラウスからこぼれ出た乳房に、
彼の手のひらを誘いながら、自分からくちびる、ねだってしまっていたのです。

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人妻と、金融会社の社員、彼も、私も、人目は心配なことでした。
前と同じように、私は、電車に乗って、幾つか先の駅で降りた後、
そこで待っている彼の自動車に乗ったのです。

そんな、隠れるような時間に、段々と、慣れたようになっていました。
その日の朝、北海道に向かう夫のために、妻として、かいがいしく準備を整えた私、
けれど、玄関先で旅行バッグを手渡し、短いキスを終え、
送り出した後のドアを閉めたその瞬間、もう、彼の妻ではありませんでした。

約束の駅で待つだろう恋人のために、
少し透けるセクシーな下着をつけると、
もう、人妻であるはずの、いつもの私ではなかったのです。

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富山を過ぎ、二人を乗せた自動車が、
それまで走っていた専用道路から降りると、山手の方に向かいだしました。
毎冬、乗鞍温泉スキー場ーに行くときに、使う道のようにも思えましたが、
日頃、運転は主人に任せているので、はっきりとは、分かりません。

今朝、北海道に出張する、その主人を自宅で送り出した後、
私は、別の顔をして、今、夫ではない男の人の隣にいたのです。

夫ではない男の人に抱かれるために、
その場所に向かう時間を過ごしている私。

それまで、乳房の上に撒き散らされたり、
求められもしないままに、喉を鳴らして飲み下した、粘り気の強い彼のしるし、
とうとう、身体の奥に注がれる時を、迎えようとしていたのです。

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本当のことを言うと、
その日、自宅の玄関ホールで、主人とくちびるを重ねあいながらも、
これから始まろうとしている、主人ではない男の人との時間を思い、
すでに、しっとりと身体を濡らしていることに、気が付いていたのです。
彼を迎えるために、正直に身体を潤ませ始めながら、
その時は、重ねあった夫のくちびるに、いくらかの喘ぎ声、漏らしていたのでした。


これと言ったお話もしないままに、連れてこられたのは、
山間の木々の間に、隠れるようにして佇む、
少し古く思えるような、質素なモーターホテルでした。

「ここが忘れられない場所になるんだ」

そう言われながら、後ろから羽交い締めにされた私、
首筋に這う、彼の濡れた舌を感じ、
薄っすらとくちびるを開くと、恥ずかしい甘い声を漏らしてしまい、
前に廻されて彼の手に、上手にブラウスのボタンを外され、
ブラを外された乳房がこぼれ出て、下から揉み上げられたんです。

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お風呂のお湯が揺れて、小さな音をたてていました。
それは、湯殿に腰かけた彼の腰に手を回し、
反り返った太い男の人のもの、お口の奥にまで咥えてしまっていた私の身体が、
ゆっくりと、振れているせいだったのでしょう。

伸ばされた彼の指先に摘ままれた乳首が、固くなってしまっていることが分かり、
そこから、身体中に広がる、居たたまれない甘い快感に誘われて、
髪を揺らしながら、そして、手の動きさえ、早めていました。

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頭の中が、紅色に染まり、もう、人妻としての、こだわりはありませんでした。
ただ、女として、待ち焦がれた彼のしるし、ただ、正直に求めてしまっていたのです。


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