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「桃色日記」 その1 予感

2009.06.06 (Sat)

原稿の投稿ボタンをクリック。これで、今日のノルマをひとつ果たして、ほっとします。
「愛妻倶楽部」というサイトに、つたない短文を投稿するようになりました。
仕事の空き時間で下書きをして、家で清書をして送っているんですが、忙しい時は 
つい 今みたいに勤め先の机上からの送信もあるんです。
でも内容が内容だけに、他の人から見られないかとドキドキ。
サイトにある綺麗な女性のセクシーな写真、ないと良いんですけどね。
お好きな方も多いでしょうから まあ 無理でしょうけど。

あっ もう8時。文化祭の最終日で生徒たちのいないはずの校舎巡回が最後のお仕事。
どこの学校にもあるように、この学校に私が在学していた頃から、よくある怪談話が
まことしやかに伝聞されていました。二階階段の踊り場にある姿見の鏡から、戦争中に
亡くなった兵隊さんが抜け出てきて、廊下を徘徊するとか、校舎の西側の部室にある
お手洗いに、ヘソの緒がついた赤ちゃんが産み捨てられていたとか、たわいもない話
だけど、実際 夜の校舎はあまり気持ちの良いものではありません。
巡回の途中、職員室から一番離れた図書室から、暗い廊下に明かりが伸びているのを
見たときも、見なかったことにして戻りたかったのが正直な気持ちでした。

ドアを開けて、半分ほど明かりのついた図書室に二、三歩入るとT先生の背中が目に
入りました。わたしに気づいて振り返ったT先生の手には、数冊の本が乗せられていました。
「巡回でしょ。こんな日にたいへんですね。僕は文化祭の代休明けから始まる研究授業の
準備ですよ。」
いつもは、他の人に向けられている彼の素敵な声がそう応えました。
こんな所で、こんな時間に、彼と二人きりになってしまったことで、胸の内に込み上げる
熱いものを感じていました。

同じ学年の先生方と行った泊まりのバス旅行の夜、彼とわたしは結ばれました。
そして、旅行が終わった午後も 再び落ち合った二人は、お互いの身体を延々と
飽きることなく求め続け、ただれたような時間を分かち合ったのでした。

わたしの横をすり抜けて部屋の外に出て行くのかと思った彼は、ドアに内鍵を掛け
部屋の電気を消しました。
「駄目です 先生。」と言いかけたわたしの言葉は、彼のくちづけで封じられました。
懐かしい彼の唾液の味と、浮かび上がってきたあの時の恥ずかしい光景が、
わたしを一瞬で麻痺させたのでしょう。
突き放そうとして彼の胸の前にあったわたしの両手は、何時しか彼の背中に
回されていたのです。
「辛かった。いつも君が目の前にいるのに。僕の腕の中で君はあれほど喜んでくれたのに、
どうしようもなかったから。」
強く吸い続けていた舌を解放してくれた彼は、月明かりで光る目でわたしのことを
見ながらそう言いました。
忘れてください。あれは、過ちだったから。そう言わなければならないわたしだったのに、
彼の手が右の乳房に覆い被さるのを感じながら、「わたしも、会いたかった。」と、かすれる声で言ってしまったのです。

図書室の奥にある視聴覚室の柔らかなカーペットに寝かされたわたしは、
ほとんど抵抗することなく彼のあの懐かしいものを迎え入れていました。
誰かに見つかったらたいへんなことになることは分かっていました。けれど、あの時
求め合ったふたりのからだの相性の良さを、もう一度からだが知りたがっていたのです。
「怖いわ。早く済ませて。」ブラウスをたくし上げて、わたしの乳房に吸い付いてきた彼に
言ったのが、せめてもの抵抗でしたが、その言葉と裏腹にからだの奥まで隙間なく
入り込んでいる彼のものを、更に深いところで感じられるように、いやらしく腰を振って
いることをわたしは分かっていました。

彼の小さな声と同時に、射精は始まりました。からだの相性を もう一度 
からだに刻み込まれたわたしは、生の熱い精液を注ぎ込まれながら、
気の遠くなるような悦びの中で、この人のものから、もう離れられなくなる危うさを
予感していたのです。


17:10  |  「桃色日記」  |  Trackback(0)  |  Comment(0)
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