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地中海での思い出10 マルセイユ2

2016.12.11 (Sun)


ヨーロッパで一番初めに開かれた、小型船やヨットが綺麗に並ぶ「旧港」は、
フランスを代表する貿易港だということ、教えていただきましたが、
本当に、見事なヨットの港が素敵でした。

「帆の街」と言われる、ニュージーランドのオークランドを思い出しましたよ。

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何の抵抗もなく、だんな様と腕を組んで歩きました。
ヨーロッパでは当たりまえの石畳の街並みが、やっぱり、素敵です。

そして、夫ではない男性という感覚も、
もう、他人ではなくなっていたからでしょうか、
やっぱり、ここでは、感じられませんでした。

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「もう、他人じゃないんだから」

散策の間、何度かそう言われたせいでしょうか、
確かに、まぎれもなく、二人、身体を繋ぎあった時間を過ごし合っていたことが、
腕を組合い、だんな様の肘が、時折、私の胸元をこねるように押し当てられても、
それさえ、自然な時間だと思えるように過ごすことができた、
理由だったのだと思います。



それまで、当たり前のように、繋ぎあっていた手、ゆっくりと放すと、
あらっ 電話かしら、まぁ、どこに。
言葉のわからない私は、ただ、目の前に広がる穏やかな港町の様子を眺めていました。

本当に、ヨーロッパって、電線がありませんよね。
このことって、外国に行かないとわからないことで、
どうして、日本は、あんなんだろうって、そう、思えるようになりました。

港から、少し離れて、少し狭い街中の道に入り込みました。
見飽きることのない、素敵な石畳みと煉瓦の街づくり、
もちろん、日本のことも、私の街も大好きだけど、
こんな街で、暫く暮らしてみたいなぁって、そうも、思えるのです。

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ふいに、腕を引かれ、
そんな素敵な煉瓦つくりの建物の中に、連れ込まれました。
確か、二階建ての建物だったと思います。

石畳の道から、良く磨かれた木の床の建物の中に入ると、
カウンターらしいところに立っていた良く太ったご婦人が、
慣れた様子で、だんな様に笑いかけながら、
指を立て、上の階を指さしたのです。

一言、二言、言葉が交わされましたが、
フランス語らしかったので、私には、何もわかりませんでした。
ただ、私は、腕を引かれるがままに、よく磨かれた手すりを辿りながら、
二階に向かうしかなかったのです。

木製のドアが開かれ、誘われるがままに、部屋に入りました。
それほど、豪華ではありませんが、この街によく合う質素な佇まいのお部屋でした。

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そして、目の前の、両開きの額縁のように広がった窓の向こうには、
あぁ、この街、マルセイユの象徴である
ノートル ダム ド ラ ガルド寺院、まじかに見えていたのです。

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「まぁ、素敵だわ」

思わず、唇から漏れたその一言。
この眺めを見せてくれるために、ここに、この部屋に連れて来てくれたのね。

だんな様に、お礼を言おうと、そう思ったのに、
後ろから寄せられ、熱き息の中でつぶやいた彼の言葉に、
そうではない、この部屋に二人でいることの理由を、
知らされることになったのでした。

「君のことが忘れられなくて、君の身体が忘れられなくてね」

その言葉が終わるときには、私、後ろから羽交い絞めにされてしまい、
珍しく慌てるような彼の手が、スカートをたくし上げ、
あっという間に、下着、引き下ろしてしまったのです。

抗う時間さえありませんでした。

本当に、あっという間に、
両手をそこにあった木製の椅子の背もたれにつかされたと思ったら、
一度だけだったはずなのに、狙いすましたような彼の男の人のもの、
私の、まだ、潤ってもいない秘唇に、
見事に押し入ろう、当てがわれてきたのでした。

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