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地中海での思い出3 フィレンツェ

2016.11.24 (Thu)


今夜は、予約してあった日本食の「わさび」での食事、
このお店は、他のお店とは違って、支払いをしなくてはなりませんが、
外人の板前さんの握るお寿司やお刺身、
久しぶりの和食で、えぇ、とっても、美味しかったです。

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その後、船の中で、一番広い「エピック・シアター」で、ミュージカルの観劇。
周りの外人のお客様、異様な興奮で、私たちにはわからなかったんですけど、
ヨーロッパでは、有名な人気の劇団だったみたいです。

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船の中には、この他にも、たくさんの劇場や、ステージホールがあって、
毎晩、いろいろなコンサートが開かれています。

スケジュールは、前の日に各部屋に届けられる、船内新聞で案内があって、
見たいのがあったら、添乗員さんにお願いすると、予約してくれるんですよ。
もちろん、チケット代は、旅行代金に含まれていて、安心です。

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昨夜は、お互い別々の部屋で、話できないようの夜を過ごした二人。
今夜は、身体を寄せ合いながらも、大好きな主人の、温かな胸の中で、
その主人だけの、貞操な妻として、静かな穏やかな夜を過ごしたのでした。

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朝早く、リボルノ港に着いていた船から降りて、
今日のオプショナルツアーは、旅行前から楽しみにしていたフィレンツェに向かいました。

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主人と一緒に写真教室に通い、コンクールに何回か応募したことはありましたが、
せいぜいそのくらいで、彫刻や絵画などには、全く疎くて、
でも、やっぱり、芸術の街、フィレンツェ。楽しみにしてたんです。

本当に、街全体が、芸術品って思えました。
余りにも有名な、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂や、ポンテ・ヴェッキオ。

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極めつけは、ダヴィンチやミケランジェロなどの作品があり
なかでも有名な「ヴィーナスの誕生」など、
有名な作品が数多く展示されていたウッフィツィ美術館。
美術品に疎い自分でも十二分に楽しめましたよ。

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思いもかけない、旅行の始まりだったけど、
大好きな主人の腕にぶら下がるようにしながらの美術品見学、
今は、こころ満たされる時間過ごして、私、本当に、幸せな時間だったんです。
パパ、ありがとう。



昨日は、お寿司だったから、「テイスト」って言うレストランでお夕食。
お食事の内容は、初日の「マンハッタンルーム」と同じような、
お肉を中心とした内容でしたが、
全体的には、明るさも少し暗くて、ムードのある造りにしてありました。
それに、お部屋の真ん中に、踊れるように広いスペースがあったんです。

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お昼も、ピッザやお魚だったから、
日本では余り食べないような大きなステーキに、パパ、大喜び。
メインのお料理は、ひとつだと思っていたんですけど、そのステーキの他に、
チキンもあって、とうとう、食べ切れなかったほどだったんです。

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「食べ過ぎないでね。残して、いいんだから」
「あぁ、でも、今夜のために、スタミナ、つけておかないとね」
「何、それっ」
「Nさんのこと、順子が、忘れられなくなったら、困るからね」

はっとして、私、フォークを置きましたよ。
そんなこと、あるはずないじゃない。あなたは、私の、大切な夫よ。
どうしようもなく大好きなのは、そう、あなた、一人なんだから。

ノルウェージャン・エピック号が、リボルノの港から、
ゆっくりと、タグボートに押されながら、離れだすと、
薄茜色に染まりだした夕陽に、地中海の穏やかな波が輝きだし、
お店の照明も、少し暗くなったのを感じて、食後のお酒を注文しました。

まぎれもない大好きな夫との、本当の夜が流れ出したと、
その時は、そう、思っていたのに。

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二本目のワインを開けてもらったのは、
随分と、ライトの光、落とされはじめた頃でした。
グラスの中の、透明な白ワインの向こう側に、
真ん中に広がっているスペースで、身体を寄せ合って踊る、
何組ものカップルの姿が揺れて見えました。

傾けたグラスをテーブルに戻すと、
少し驚いたような様子で、でも、口元を緩めた主人が見えると、
同時に、私の両肩に、ゆっくりと温かな手のひらが置かれるの、分かったのです。

「奥様をダンスに誘いたいんですけど、よろしいかな」

頭の上で、そう、Nさんの低い声が聞こえたんです。


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