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赤ちゃんが欲しくて4

2014.11.13 (Thu)


ミュージカル、素晴らしかったですよ。
すごいんですね。男の子もおっきな声で立派だったし、
動物たちの演技も楽しかったです。
いいですよね、東京の人って、こんなに素晴らしいもの、
いつでも見られるんだから。

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感激の興奮も治まらないまま、
予約してたからって、食事に誘われ、
タクシーで海辺のホテルに連れて行かれたんです。
東京の街と海が見える素敵な高層のホテル。
こんなの、私の街、かなわないなぁ。

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デイナーを頂きましたが、
あれっ、私、こんなことしてて、いいのかなぁ、って、思っていました。
自分にとって、初めての男性、
他の男の人とは、やっぱり、違った感慨があるんです。
それは、主人にも感じない、特別な思いなんだろうなぁって、思ってました。

それに、今夜は、赤ちゃんが欲しくて、欲しくて、
熱く潤っている自分の身体を感じている夜。
間違いがあったら、たいへん。
美味しいワインを頂きながら、私、そう、思ったのです。

もし、このホテルにお部屋予約してあって、誘われたら、私、断れるのかしら。
断わり切れないまま、
私を女にしてくれた懐かしい彼のもの、あの時と同じように受け入れてしまったら、
そして、赤ちゃんのもと、昔のように身体の奥に注がれたら、
間違いなく、彼の赤ちゃん、身ごもってしまうわ。

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ワインに酔った濡れた瞳を瞬かせながら、
私、目の前の夜景に目を移すと、
母親になるための準備ができた、女として潤った自分の身体が、
今夜、男の人の液、どうしようもなく求めていること、
しっかりと実感していたのでした。

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食事が済んだ後、ホテルの傍の海沿いの歩道を散歩しました。
素敵な街の灯を見ながら、そっと、握られた手のひらに、
京都にいたあのときと同じように、握り返してしまった自分に、
我ながら戸惑いました。

暫く歩いた後、暗がりに誘われました。
沢山の人がいるはずの、有名な場所なのにもかかわらず、
その公園の奥のベンチは、僅かな対岸のライトさえも薄っすらとしか届かないで、
思った以上に、薄暗かったんですよ。

「僕が、初めての男だったよね」
私が、小さくうなづくと同時に、抱き寄せられ、
そのまま、くちびるを求められました。
けれど、私、自分でも驚くほど上手に彼の腕の中を抜け出すと、
「ごめんなさい、今は、大好きな主人がいるから」
って、やっと、そう、応えたのです。

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「あの時と同じように、ほらっ」
そう言って手を引かれると、
そこには、私を女にした、あの熱いものがありました。

お酒の酔いと興奮のため、私、ぼおってして、
導かれるままに、握らされた彼の懐かしいもの、
あの時と同じように、そして、求められるがままに、
上手に、動かしていたのです。

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「君の中で」

そうなってしまえば、
彼の男の人のものが、私の卵を、きっと探し、見つけてしまうわ。
そして、育み始めてしまうわ。
そんなことになったら、たいへん。

けれど、耳元でささやかれた、彼の熱い息に誘われるように、
その夜、男の人の液を求めていた私の身体、
そっと、準備を始めたことが、分かったのでした。

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