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最後の日の朝

2014.06.25 (Wed)

ホテルに戻った後、
なぜだか、昨日のように、
一緒にって、お風呂、誘われませんでした。
彼のジャケットを、ハンガーに掛けると、
私も、彼の目を避けて、和室の部屋で浴衣に着替えました。

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「楽しかったね」
そう言ってくれた彼の言葉に、なぜだか、目頭が熱くなりました。
この時ばかりとはいえ、
私を妻にするために、彼は来たのに、
でも、そのことを諦めた後も、
彼は、何時もと同じように、穏やかな、優しい彼でいてくれたのです。

はしたない事だったのかもしれませんが、
黒部の川面に目を移していた彼の背中に、
私は、そっと、頬を寄せました。
それに、応じるように、彼は、私の肩に腕を回し引き寄せると、
昨夜、初めて知ったばかりの、彼の、柔らかなくちびるを、
もう一度、思い出させてくれたのです。

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椅子に座った彼の前にひざ間づいて、
私は、目の前にある、逞しい男の人のものを、お口に含んでいました。
彼の長い腕は、私の浴衣の胸元を開き、
あれだけ、昼間に楽しんだというのに、
たわわな乳房を、また、揉み込み始めていました。

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私は、身体の奥から、湧き上がるような喜びを感じながら、
それ以上に、彼に、喜んでもらえるように、
舌と、くちびると、両手を使っていました。
「ごめんなさい、でも、ありがとう」
昨夜の、言葉を、もう一度、こころに浮かべました。
今 この時だけは、まぎれもない、彼の妻として、
後、僅かで、私のお口に、おびただしく注がれるだろう、この人の液を、
正直な自分の身体が欲しがるがままに、求めていたのでした。

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こうして、彼との、逢瀬の時間は終わりを迎えました。
正直に言うと、最後の日の朝、
お互い、もう、帰るばかりの装いを終えた後、
私から彼に頼んで、もう一度、彼の液を、おねだりしたんですよ。
なぜだか、わからなかったけど、
そうしなければ、やっぱり、彼に、申し訳ないような気がしたのでしょうね。

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お口から、溢れるように注ぎ込まれた彼の液を飲み下しながら、
その液に、誘われるように、潤ませ始めた自分の身体を感じていました。

きっと、今度のようなことは、もう、二度とないだろうけど、
彼の妻でいられたこの数日の時間を、まぎれもなく後悔していないことだけは、
私自身、真実だと思えていたのでしょうね。

それに、あれほど拒んでいた彼の妻として過ごす時間の中で、
大好きな主人のことを思い出すことは、とうとう、一度もなかったのです。

ごめんなさい、パパ。
でも、それが、その時の、正直な私だったんです。

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二人の街に帰り着いて、それぞれの夫婦に戻った後のことは、
前に書きました。
良かったら、もう一度、読んでみてくださいね。

妻に戻る日1
妻に戻る日2


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