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初めての人4

2014.03.01 (Sat)


次の日は、お昼前まで、彼の腕の中でまどろんでました。
自分を女にしてくれた人は、少しづつ、私の心と身体を虜にしていったんです。

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後で、聞いたことですが、この夜のことは、
先輩が私を抱こうと、始めから考えていたことではなかったようです。
友達に聞くと、確かにお花見が終わって暫くの間、
私はAPに帰るために、数名の友人たちと一緒だったし、
先輩は、同じ大学の人たちと、まったく別行動だったようです。
けれど、幸か不幸か、同じ方向だった二人のAP。
そして、バス停のベンチに、ひとりで座り込んでうつむいている私を見つけた彼が、
心配をして、自分のAPに連れて行ってくれたというのが、
どうも、真相のようでした。

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ともあれ、その日から、
彼は私にとって、当然のように離れられない人になりました。
同じ大学ではなかったので、毎日会うことはできませんでしたが、
週のうちの半分は、彼のAPで抱かれてたし、
逢えない時間も、先輩のことが、私の心と身体を支配していったんです。
そして、私にとって、始めて抱かれた人と一緒の時が、
どうしようもなく幸せな時間であるように、思えてならなかったのでした。

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「初めての男って、どんな人だった」
結婚する前に、ベッドの中で主人に聞かれたことがありました。
正直に、全部お話しましたよ。包み隠さず。
「すいません、初めての人が、あなたじゃなくて」って、伏し目がちに言ったら、
「そのころの順子、抱きたかったなぁ」って、
私の身体に被さってきてくれたのでした。

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時間はもう、戻せないけど、
あの人に抱かれたあの夜のこと、淡い思い出として、今も心に残ってます。

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17:52  |  「順子の日記」  |  Trackback(0)  |  Comment(2)
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