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小舟の行方2

2017.09.22 (Fri)


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「堪らないんだ、順子の身体、思い出すと」
「いや、もう、忘れてくださいね」
「ちょっと、待って。あの時の順子とのこと、思い出してもらうから」

暫くすると、電話、ブルブルって震えて、
画像が送られてきたことがわかったんです。

恐る恐る開いてみた写真、
あぁ、それは、ふたりが身体を繋ぎあった彼の別荘で、
幾度とない悦びのために朦朧となった時、
足元に準備されていたカメラで撮られてしまったもの。

見直す必要もなく、ふたりの愛液と精液に濡れた性器が、
これ以上はないほど、しっかりと繋がり合っている姿だったのです。

それも、目を逸らすほど、嫌らしい格好で。

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「嫌ぁ、困るわ」

上ずった声で、やっと応えた私、
手をあてがった、うすいブラウスの胸元が、幾らかの喘ぎのために、
膨らんでうろたえたそんな私を、まるで、見透かしたように、

「大丈夫な時なんだよね」
「えっ!」

彼の言葉の意味、すぐに察した私、
あぁ、どうして、そんなことを知っているの。

「教えてくれたんだ」

えっ 夫が彼に、そんな恥ずかしいこと、言ったの、
それって、ふたりが過ごす時間が、どんな時間になるのか、
夫が許したってことなのね。
それも、最後は、彼が望むままにしなさいってこと?。

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「楽しみにしてるよ、順子。
今夜は、僕のこと、思い出しながらおやすみ」

傍らの東屋の柱に手を添えました。
軽いめまいを感じ、両足から力が抜けそうだったのです。
けれど、その時になって、
自分の身体が熱を帯び、薄っすらと濡れようとしているのに気が付きました。

遥か遠くからの、彼の声だったはずなのに、
その誘いの声に、素直に応えようとしている自分の身体、
恨めしくも思えたのでした。

吐息をもらし、見上げた虚ろな眼差しの先には、
さっきまでいた貴船神社が、映りました。
あってはならないTさんとの約束。
思いもかけない復縁は、神様の戯れだったのでしょうか。

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小舟の行方

2017.09.17 (Sun)


京都の五月を楽しんでいます。

叔母さんのことで、高校大学と暮らしていた京都にいます。
毎日、入院している叔母さんの病院に行って、身の回りのものを届けたり、
お話し相手になったり。

永く高校の校長先生をしてて、今、神戸の大学で講師をしている叔父さんは、
講義の関係で、週の後半は大学の宿舎に泊まるので、それほど、手は掛からないんです。
子どものいない叔母さんのところで、高校時代、実の娘のように暮らしていた私、
その時、お世話になった分、孝行しているつもりです。

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五月の京都は、散策するのには良い気候ですよ。
今日は、お見舞いの後、ひとり叡山電鉄に揺られて、
貴船神社付近の新緑を楽しんできました。

和泉式部が、こころの離れてしまった夫との、復縁を果たしたことから、
縁結びの神様として、人気ありますよね。

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昨夜、幾らか雨が降ったお蔭でしょうか、新緑のもみじの間を吹き抜ける、
気持ちの良い緑風を、東屋で楽しみ佇んでいたら、
あらっ 電話だわ。
やだぁ Tさん。
どうしようかなぁって、ちょっとだけ、慌てました。

夫ではない男の人からの電話。
でも、もう、何度も身体を繋ぎあった時間を過ごし、
その男の人のしるし、
幾度となく、注ぎ入れられたことのある人だから。
知らない振りするの、それは、やっぱりできるはずもなくて。

他人ではなくなるって、やっぱり、こんなことなんだろうなって、
そう、思います。

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「明日、そっちで逢えるよね」
「駄目よ、ふたりだけで逢うなんて」
「もう、話してあるから」

Tさんが、ひとりで京都にいる私と、ふたりだけで逢いたと言ってるって、
暫く前、夫婦の営みの中で、夫に言われてました。

でも、断ってほしいって、そう、言ったはずなのに。
ふたりが逢えば、もしかしたら、また、あってはならない時間が流れてしまうって、
夫も、分かっているはずなのに。

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けれど、彼の微かな息遣いを聞きながら、
明日から、叔父さん、いつものように神戸に行くって言ってたし、
叔母さんのお見舞いも、午後には終わるわって、
逢ってはいけない人から求められた時間、工面していた自分に気付いて、
私自身が、驚いていたのです。

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京都の予感3

2017.09.11 (Mon)


「今年のお正月は、Tの別荘にもいかなかったし、
 順子のこの身体思い出すと、堪らないんだって言ってたよ」

少しづつ早くなってきた動きに応えるように、
パパの背中に両腕絡ませながら、そんな言葉に、いやいやって、髪を揺らしました。

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「順子も思い出すんじゃないか、Tのもの」

そう言った途端、私の身体が締め付けていたパパのもの、
それまで以上に、急に膨れ上がったように感じて、
そして、同時に、唸るような声を、耳元で聞いたのでした。

「あぁ、出すよ。ほらっTのだと思って」

同時に、強く腰が押し付けられてきました。
そして、それは、男の人が、いよいよ、自分のしるし、
女の人の中に注ぎ入れる瞬間だということがわかっていました。
その時に合わせるように、

「あぁ、わたしも。たくさんちょうだい」

掠れた声を聞かせながら、できるだけパパのもの奥に出してもらいたくて、
擦り上げるように腰、押し付けたのです。

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パパのもの、何度も脈打ちながら、大切な液、身体の奥に注ぎ込んでくれたことを感じた私。
その温かさに誘われるようにして、
真っ白な悦びの中に、昇り詰めようとした、その瞬間、
パパ、ごめんなさい、
私のこころにあったのは、
あぁ、Tさんの、あの優し気な笑顔だったのでした。

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